
このマンガがすごい!2012 オンナ編
このマンガがすごい!2012 オンナ編の結果を、順位・表紙・作品紹介とともに掲載しています。
- 開催回
- 第7回
- 掲載作品
- 10作品

このマンガがすごい!2012 オンナ編の結果を、順位・表紙・作品紹介とともに掲載しています。
夫が単身赴任中の主婦・花は、一人分の食事へ手間をかける気になれず、冷蔵庫の残り物や缶詰、インスタント食品を利用した「ズボラ飯」を作る。調理法や盛り付けは豪快でも、味は思わず悶絶するほどのおいしさ。身近な食材を組み合わせる工夫と花の豊かなリアクションを通じ、簡単な料理を自由に味わう幸福を描くグルメコメディ。
刑務所で名人・八代目有楽亭八雲の落語「死神」を聴いた男は、出所後すぐに弟子入りを志願し、「与太郎」と名付けられて修業を始める。物語はやがて、昭和の落語界を生きた八雲と、天才肌の落語家・助六の過去へさかのぼる。芸への執念、友情、嫉妬、愛憎を絡めながら、落語を次の世代へ受け継ぐ人々の人生を描く人間ドラマ。
離婚を経験した35歳の村田チカは、美術大学の学生食堂でうどんを担当している。そこへ毎日のように現れ、うどんばかり注文する21歳の学生・木野が気になり始める。木野もチカを意識しているが、二人は互いの視線や行動を都合よく解釈し、頭の中で妄想を膨らませていく。年齢差や離婚歴へのためらいを、乾いた笑いと繊細な心理で描く恋愛漫画。
東京での生活に疲れ、故郷へ戻った39歳の岩谷ヨリは、図書館司書として静かに暮らし、恋愛や結婚はもう面倒だと考えていた。そんな彼女の前に、幼なじみの精神科医・真木誠が現れ、昔から愛していたと告白する。しかし真木は既婚者で、その妻はヨリによく似ていた。大人の恋愛に伴う孤独、欲望、倫理的な迷いと向き合う女性を描く恋愛物語。
庭を共通のモチーフとして、異なる場所や時代で生きる人々を描いた全5編の短編集。紅茶の香りがするアザミ、言葉を話す甲虫、焼きたてのミラベルのタルトなど、日常の中へ不思議な出来事が静かに入り込む。家族との別れと再会、孤独、長い時間を越えて受け継がれる記憶を、柔らかな幻想性と温かな余韻で包み込んだ作品集。
小学6年生の綾瀬千早は、福井から転校してきた綿谷新と出会い、競技かるたの世界を知る。新の圧倒的な強さと情熱に心を動かされ、日本一の選手「クイーン」を目指すようになる。高校生になった千早は、幼なじみの真島太一と競技かるた部を設立。百人一首をめぐる激しい勝負、仲間の成長、千早・新・太一の複雑な思いを描く青春漫画。
鎌倉の古い家で暮らす香田幸、佳乃、千佳の三姉妹は、自分たちを捨てた父親の訃報を受け、山形の葬儀へ向かう。そこで出会ったのは、父が残した異母妹・浅野すずだった。居場所を失いかけているすずへ、三人は鎌倉で一緒に暮らそうと声をかける。四姉妹の日常を通じ、家族へのわだかまり、喪失、恋愛、土地に残る記憶を丁寧に描く物語。
歌舞伎界の名門に生まれながら、芸への情熱を失っていた御曹司・河村恭之助。高校の同級生・千葉あやめへ恋をしたことから、再び真剣に舞台へ向き合い始める。しかし、あやめが思い続けているのは、家柄を持たず実力だけで歌舞伎界を駆け上がろうとする澤山一弥だった。恋とライバル関係を軸に、若者たちが歌舞伎役者として成長する姿を描く青春物語。
中学生から好意を寄せられる女性、夫婦間の性について交渉する妻、長年の片思いに終止符を打つ女性など、さまざまな男女の感情を切り取った短編集。恋愛として成就する関係だけではなく、欲望と愛情のずれ、友情、執着、言葉では説明できない親密さを描く。表題作を含む全10編を収録し、恋に伴う苦さと滑稽さをユーモアとともに表現した作品集。
20歳の大学生・高槻湊は、友人の高校時代の制服と化粧で街へ出たところ、同い年の義弟・透と遭遇する。別人の女子高生「みな」だと言い張ると、透は信じて恋をしてしまう。女遊びの激しい透を懲らしめるつもりで交際を始めた湊だが、義姉へ向ける態度と恋人へ見せる姿の違いに心が揺れる。二重生活から始まる秘密のラブコメディ。