
次にくるマンガ大賞2018 コミックス部門
次にくるマンガ大賞2018 コミックス部門の結果を、順位・表紙・作品紹介とともに掲載しています。
- 開催回
- 第4回
- 掲載作品
- 20作品

次にくるマンガ大賞2018 コミックス部門の結果を、順位・表紙・作品紹介とともに掲載しています。
大阪の暴力団・染井組組長の孫娘として育った染井吉乃は、東京の暴力団・深山一家の孫である深山霧島との婚約を命じられる。家同士の関係を深めるため東京へ移り住むが、爽やかで優しそうに見えた霧島の本性は、常識や倫理観が欠落した危険人物だった。屈辱的な扱いを受けた吉乃は、極道の家で育った意地を見せ、霧島を惚れさせたうえで捨てると決意する極道ラブストーリー。
高校生の大木大樹が幼なじみへ告白しようとした瞬間、謎の光が地球全体を包み、全人類が石化する。それから約3700年後、大樹は文明が消滅した世界で石化から目を覚ます。先に復活していた科学少年・石神千空は、科学の力ですべての人類を救い、文明を一から再建すると宣言。火薬、薬、電気、通信機器などを作りながら、武力による新世界を望む獅子王司と対立する科学冒険漫画。
警視庁の錦田警部は、神出鬼没の怪盗ジャックを捕まえることへ執念を燃やしている。怪盗が現れる場所には必ず駆けつけ、逮捕するため激しい追跡を繰り広げていた。しかし二人は、警察官と泥棒という立場を超えて互いを強く意識し、追いかけたり捕まったりする状況そのものを楽しんでいる。部下や周囲の人々を巻き込みながら、捕まえたい警部と追いかけられたい怪盗の恋愛感情まじりの攻防を描く追跡コメディ。
パリのレストランで働く気弱な青年・ジルベールは、優れた嗅覚と味覚、料理の才能を持ちながら、人間関係が苦手なため厨房で皿洗いに追いやられていた。新人のマルコとの出会いをきっかけに才能を認められ、有名シェフが率いる厨房で料理人として働く機会を得る。厳しい仕事や仲間との関係を通して、少しずつ自信を取り戻すジルベール。料理人、画家、音楽家など、パリで暮らす不器用な芸術家たちの人生を描く群像劇。
高校生の夜凪景は、自分の記憶を呼び起こすことで役の感情へ深く入り込む、強烈な没入型の演技能力を持っていた。幼い弟妹を養うため芸能事務所の俳優オーディションへ挑み、その危険な才能を映画監督・黒山墨字に見いだされる。演技経験のない夜凪は、天才女優・百城千世子をはじめとする役者たちと出会い、映画、舞台、CMの世界へ踏み込む。役と自分の境界で苦悩しながら成長する演劇漫画。
並外れた身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、学校に保管されていた特級呪物「両面宿儺の指」をめぐる事件へ巻き込まれる。仲間を呪霊から救うため指を飲み込み、呪いの王・宿儺の器となってしまう。本来なら直ちに処刑されるはずだったが、残る指をすべて取り込んでから死ぬという猶予を与えられる。虎杖は東京都立呪術高等専門学校へ入学し、人間の負の感情から生まれる呪霊との戦いに身を投じる。
高校で倫理を教える高柳は、冷静でつかみどころのない教師。倫理は受験や就職へ直接役立つとは限らないが、生徒が人生や生死について悩んだとき、その考え方を支える学問でもあった。教室には、いじめ、恋愛、性、自傷、依存、家庭問題など、それぞれ他人には言えない苦しみを抱える生徒たちがいる。高柳は哲学者の言葉や思想を紹介し、明確な正解を押しつけず、生徒自身に自分の生き方を考えさせる学園ドラマ。
成績優秀だが貧しい高校生・上杉風太郎は、好条件の家庭教師の仕事を引き受ける。教える相手は、同じ学校へ転入してきた中野家の五つ子だった。一花、二乃、三玖、四葉、五月は外見がよく似ている一方、性格はまったく異なり、全員が赤点寸前で勉強する気もない。風太郎は反発する五人から少しずつ信頼を得て、卒業へ導こうと奮闘する。物語の冒頭で示された未来の“花嫁”が五つ子の誰なのかをめぐるラブコメディ。
映画好きの高校生・熱川鰐人は、映画の主人公のような熱い青春を送ることを夢見て高校へ入学する。しかし学園一の変人たちが集まる映画研究部、通称“死ね部”に捕まり、部員として活動することになる。部員たちは映画へのこだわりが強く、好きなジャンル、監督、吹き替えと字幕、作品の解釈などをめぐって毎回激論を繰り広げる。古今東西の映画ネタやあるあるを盛り込み、こじらせた映画ファンの日常を描く学園コメディ。
父親の海外赴任をきっかけに、愛媛県の海辺の町へ一人で引っ越してきた天野小夏。知り合いのいない土地で孤独を感じていた彼女は、高校の公開日に水族館部を訪れる。部員は、学校で人気がありながら一人で部を守り続けている帆波小雪だけだった。転校生として居場所を探す小夏と、周囲から慕われながら孤独を抱える小雪。二人は水族館部の活動を通して互いの存在に安らぎを感じ、少しずつ特別な関係を築いていく。
女子高校生・菱川俊が恋をしている相手は、同級生の刑部小槙。俊は人目をまったく気にせず愛を伝え、お金や物を差し出してでも小槙と親密な関係になろうとする。しかし小槙は大胆な要求を毎回冷静に拒絶し、友達以上の関係になるつもりはないと告げる。それでも俊は少しも諦めず、学校生活のあらゆる場面で新たな方法を考えて求愛を続ける。欲望に忠実な少女と動じない少女の一方通行百合ラブコメディ。
藤戸千雪は、父親が経営するモデル事務所からパリ・コレクションへ出演することを夢見ていた。しかし身長は158センチで止まり、モデルとして致命的に低いと何度も夢を否定される。同級生の都村育人は優れた服作りの才能を持ちながら、貧しい家庭と妹たちを支えるためデザイナーへの夢を諦めかけていた。モデルとデザイナー、それぞれ不利な条件を抱えた二人が、才能と努力を武器にファッション業界の頂点を目指す。
田舎の村で、家畜が腐乱死体となって発見される奇妙な事件が続発する。怪異専門の探偵・隠神は調査のため村を訪れ、周囲から“泥田坊”と呼ばれて孤立している少年・日下夏羽と出会う。夏羽は人間と屍鬼の間に生まれた半妖で、両親の手がかりとなる不思議な石を持っていた。隠神に引き取られた夏羽は、同じく怪物の血を引く仲間たちと探偵事務所で働きながら、各地で発生する怪事件と自身の出生の謎へ挑む。
内向的な女子高校生・刈谷優里は、同級生の青野龍平へ告白し、人生で初めての恋人を得る。しかし交際開始からわずか2週間後、青野は交通事故で亡くなってしまう。絶望した優里が後を追おうとすると、幽霊となった青野が目の前に現れる。触れることのできない二人は恋人としての関係を続けようとするが、青野が優里へ憑依したことをきっかけに、彼の人格や周囲で恐ろしい異変が起こり始める恋愛ホラー。
成績優秀で友人も多い高校生・矢口八虎は、周囲へ合わせて器用に生きる一方、どこか空虚さを感じていた。ある朝、美術室で先輩が描いた一枚の絵に心を奪われ、自分が見た渋谷の青い風景を初めて絵にする。その作品を通して本心を他人へ伝える喜びを知った八虎は、美術の道を志す。経験の少ない状態から国内最難関の東京藝術大学を目指し、才能だけでは進めない努力、技術、表現の世界へ飛び込む美術青春漫画。
高校生の雪白七々子は、言いたいことを五・七・五の川柳にして短冊へ書く少女。口数は少ないものの、川柳を通じて感情豊かに自分の思いを伝えている。同じ文芸部に所属する毒島エイジは、目つきが鋭く元不良という経歴から恐れられているが、実際は優しく純粋な少年だった。エイジへ密かに思いを寄せる七々子と、彼女の好意に気づかないエイジ。二人の穏やかな学校生活や友人との交流を川柳とともに描くラブコメディ。
白木陽芽は、誰からも愛される外面のよい自分を演じ、将来は裕福な相手と結婚することを夢見ている。ある日、カフェの店長・舞を誤って負傷させ、その代わりとして店で働くことになる。そこは、お嬢様学校の生徒同士が親密に交流する姿を店員が演じるコンセプトカフェ「リーベ女学園」だった。陽芽は先輩店員の美月と姉妹関係を演じるが、二人には小学生時代から続く因縁があり、演技と本心が交錯していく。
かつて高校生名探偵として数々の事件を解決した名雲桂一郎。しかし現在は時代の変化についていけず、スマートフォンの使い方も分からないうえ、腰痛や老眼に悩まされる、さえない中年探偵になっていた。そんな名雲の事務所へ、探偵を目指す女子高校生・真白が押しかけて助手となる。体力と勢いはあるが行動が常識外れな真白と、推理力はあっても知識が古い名雲が、奇妙な依頼や事件へ挑む探偵ギャグ漫画。
高校へ入学した丸山幸は、以前から気になっていた元野球選手・烏谷公志朗と再会する。公志朗は将来を期待された選手だったが、肘の故障によって野球を辞め、目標を失っていた。幸は生徒会へ参加し、公志朗や個性的な役員たちと文化祭、体育祭などの学校行事の企画や運営に取り組む。生徒会活動や部活動、仲間との交流を通して、挫折を経験した少年少女たちが新しい居場所と目標を見つけていく青春群像劇。
天涯孤独の少女・淑乃は、古本屋で手に入れた本から悪魔ベリアルを呼び出してしまう。ベリアルが提示したのは、対価を支払うたびに願いをかなえ、淑乃が死ぬまでそばにいるという契約だった。ベリアルは人間の養父“波旬”として淑乃を育てるが、彼女へ人間の親子愛とは異なる特別な執着を抱いている。成長した淑乃も彼を愛するようになり、人間と悪魔の欲望や契約が絡み合う危険な恋愛関係が始まる。